下浜海岸の謎の鉄道遺構

掲示板でも書き込みがありますが、下浜海岸の鉄道遺構の存在は今までまったくノーマークでした。

情報提供を受けて、早速暑い日差しの中、現地に行って見ましたが、海水浴客のすぐ後ろに砂に埋もれた架線柱が整然と並んでいる様子は、まさに「猿の惑星」のラストシーンのようでした。

各種資料から、羽越本線の旧線であった可能性は考えられず、また、架線柱に貼られていた標識にあった「訓副」の文字からして、保線員の訓練用として建設された施設と思われます。

また、今回情報提供してくださった狐森二世さんの話しによると、昭和57年には既に施設があり、当時は線路まで敷設されていたということなので、国鉄時代に建設されて使用され、その後はJRに引き継がれることなく、国鉄精算事業団が管理していたものと推定されます。

それにしても、施設の周辺は海水浴のほか住民の散策路にもなっており、強風や高波の際は架線柱が倒壊する危険もあるのに、使用後はそのまま放置するなんて、まさに国鉄の体質を象徴している遺構とも言えるのではないでしょうか。

この記事へのコメント

もっきり
2007年08月17日 00:35
私が中3の頃(S51)進路で悩んでいたとき、担任から「秋田市の下浜というところに鉄道学校がある」と教えてもらった記憶があります。
いろんな事情があって普通高校に進学し、鉄道員の夢は潰えましたが、今でも下浜を通るときにときどき当時のことを思い出します。
やっちゃん
2008年02月20日 01:21
下浜地域センターが近くにありますが、その向かいが旧国鉄の鉄道学園でした。鉄道学園は五年くらい前までは廃墟の建物がありました。赤い屋根の建物で、不審者が住み着いて気持ち悪いと周辺地域からは危険な場所として知られていましたが、その後、建物を取り壊して更地にしました。また心霊スポットでもあり、結構有名な場所でした。

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