古代ロマン

1年ぶりの投稿です。
時間というものは不思議なもので、年齢が重なるごとに進むスピードが早く感じるものです。
サイトを開設して15年!
血気盛んだった開設当時に比べて、今やすっかり「おっさん」です。

さて、時間の経過といえば、秋田内陸線小ヶ田駅付近にある伊勢堂岱遺跡です。
今から4千年前のものだそうで、平成6年の大館能代空港アクセス道の建設時に偶然発見されました。

秋田内陸線の前身である旧国鉄阿仁合線がこの地に開通したのは今から86年前で、まさかすぐ近くにこんな遺跡が眠っていたなどとは夢にも思わなかったでしょう。

阿仁合線は、もともと阿仁鉱山から産出される鉱石を輸送しており、労働者や沿線住民の足として活況を呈していましたが、昭和53年の閉山により衰退が始まり、第三セクター化を経て今に至っています。
沿線にはこれといった観光地がなく、過疎化とともに廃線まっしぐらの運命が待っていましたが、伊勢堂岱遺跡が希望の光を与えてくれました。

遺跡そのものは、まだ全国的には知名度は低いですが、世界遺産への登録も目指しており、最寄り駅の小ヶ田駅を「縄文小ヶ田駅」に改称するなど、人を呼び込む策は着々と進んでいます。

残念ながら新型コロナウィルスによって水を差される形とはなっていますが、これを機に秋田内陸線が末永く後世に残ってほしいものです。

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