茫然自失

衝撃のニュースが飛び込んできました。
秋田臨海鉄道、廃止です。

かつては秋田市の臨海地区の工業地帯にあった工場から多数の専用線が接続し、貨物列車がひっきりなしに運行されていました。
昭和61年に開催された秋田博覧会では、来場客の輸送のため特例で客車が運行され、その名を全国に轟かせました。
当時、私も乗車しました。

しかしその後は斜陽となり、沿線の工場は次々と撤退またはトラック輸送への切り替えが進み、平成20年には北線が事実上廃止となりました。
国が進めるシーアンドレール構想で、北線の復活と路線延長が模索されましたが、結局は需要不足により、直通運転が予定されていた北上線経由の貨物列車が廃止され、夢は完全に潰えました。

その後も、南線で1社だけ残った工場との貨物輸送が細々と続けられてきましたが、その会社も貨物輸送からの撤退を表明し、息の根を止められる形となりました。

国鉄の終焉は、貨物輸送の終焉でもありました。
令和の世にあって、臨海鉄道は時代遅れの産物なのかもしれませんが、国道の横を堂々と走るその姿は、異様でもあり、誇らしげでもありました。

実は今回のニュースは、単に1鉄道の廃止ではなく、弊サイトの存続にも関わってきます。
弊サイトが開設した頃には、同じく貨物専用鉄道だった小坂精錬がまだ現役であり、JR貨物の駅や列車も今よりたくさんありました。
三セクの秋田内陸縦貫鉄道と由利高原鉄道も年々乗客が減り、赤字が増え続けています。
もし廃止となれば、秋田はJRだけとなってしまいます。

弊サイトを立ち上げた目的は、「秋田にも様々な鉄道があり魅力的」ということ世界にアピールして秋田を元気にすることでした。
今回のニュースは、私のモチベーションを大いに下げるものであり、サイトの存続可否を検討せざるを得ない状況にあります。

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